みなさんこんにちは。日向市春原町の山内歯科医院です。
「一生懸命はみがきしているのに、むし歯ができてしまった・・・」ということはありませんか?
もしくは「あまり歯みがきは頑張っていないけど、なぜかむし歯はあまりできない」でしょうか?
実は、歯みがきだけしっかりしていれば、むし歯にならない!わけではないのです。
むし歯になりやすい人、なりにくい人には、どのような違いがあるのでしょうか。
むし歯の発生には、多くの要因が関係しています。
歯を壊す、すなわち歯の脱灰(だっかい…酸によって歯の成分が溶け出す現象)を起こす「リスク要因」と、
歯を守る、すなわち歯を再石灰化(歯の成分が元に戻る現象)をする「防御要因」。
このバランスがその答えです。
リスク要因よりも防御要因の方にシーソーが傾いていると、むし歯になりにくくなります。
逆に、防御要因よりもリスク要因の方にシーソーが傾いていると、むし歯になりやすくなるのです。
リスク要因とは・・・むし歯菌の数が多い、フッ素を使っていない、だらだら食べ、唾液の量が少ない、不十分な歯みがき、歯科に定期受診をしていない、など。
防御要因とは・・・むし歯菌が少ない、フッ素を使っている、規則正しい食習慣、唾液の量が多い、適切は歯みがき、歯科に定期受診している、など。
これらのシーソーは常に変化しています。
意識して、このシーソーを防御要因に傾けることで、むし歯になりにくくすることができます。
むし歯菌を減らすには、まずは歯みがきです。
適切なフッ素濃度の歯磨剤を使ったり、唾液腺のマッサージで唾液量を増やしたり、歯科受診で検診や適切な歯みがきの仕方を確認したり・・・
そして、だらだらと間食したり、ちびちび甘い飲み物を飲まないように気を付けましょう!
スポーツドリンクや甘いコーヒーなどは要注意です。
むし歯になりにくい人を目指しましょう^^
Comments