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妊娠・出産でむし歯のリスクは高くなる?

更新日:2023年11月13日

皆さんこんにちは、日向市春原町の山内歯科医院、副院長の渕上です。

私事で恐縮ですが、9月末に無事娘を出産いたしました。おかげさまで母子ともに健全に過ごしております。お休みをいただきご迷惑をお掛けしておりますが、11月末に復帰を予定しております。どうぞよろしくお願いいたします。


ところで

妊娠・出産をするとむし歯のリスクが高くなることをご存知ですか?

よく「妊娠中はお母さんのカルシウムがお腹の赤ちゃんにいくから」と言われることがありますが、実はこれ、いわゆる都市伝説の類で、全くの俗説にすぎないのです!


一度作られたカルシウムやその他の成分が、母親の歯から溶け出ていくことはありません。


ではなぜ、むし歯のリスクが高くなるのか・・・

・つわりの影響でハミガキがきちんとできなかったり、

・ホルモンバランスが崩れ、細菌が増殖しやすくなったり

・産後の生活環境の変化で自身のハミガキがおろそかになったり

などさまざまな原因がありす。


そして今、産後の自分の生活でハッと気づいたのですが・・・

母乳育児で2、3時間おきに授乳していると、やたらと喉が乾くしお腹が減るのです。。

ついつい頻繁に飲んだり間食したりしてしまっていました。


お口の中は、飲食(糖分の摂取)をすると酸性に傾き、歯の脱灰が始まります。

その後唾液の緩衝能によってゆっくりと弱アルカリ性に戻っていき、再石灰化が始まります。むし歯を予防するためには、食後はなるべく早めにブラッシングを行い、次の飲食までに間を空け、再石灰化を促進させることが大事なのですが・・・

(少し難しいですが、これはステファンカーブというグラフで表され、とっても大事なので、またしっかりご説明したいと思います)


大反省です。

授乳のたびにダラダラ飲食していました・・・。

飲み物は水かお茶、間食したら即ハミガキ、を改めて徹底していこうと心に誓いました。


ちなみに、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌は存在しません。

赤ちゃんへのむし歯菌の感染リスクを減らすためにも、お母さんお父さんのお口の中のむし歯菌の量を減らすことも重要です。


山内歯科院では、妊娠中、産後のお母さんの検診・メンテナンスも行なっております。

赤ちゃん連れも大歓迎ですので、ぜひお越しください^^


おまけクイズ:↓どこの壁でしょう?

答え:カウンセリング室です^^





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